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先輩眼科医の体験記

イメージ 安藤 良将
安藤 良将 (2010年 岩手医科大学卒、2012年 入局)

「究極の眼科generalist」をめざして

鉄は熱いうちに打て

僕は岩手医大を卒業した後、済生会新潟第二病院で初期研修を終えて、後期研修の場所として杏林アイセンターを選びました。後期研修の場所として杏林アイセンターを選んだのは、新しい場所で自分の力を思う存分発揮できるような場所がないか探したときにここがいいのではないかと思ったからです。

兼ねてから、杏林アイセンターは忙しいと有名で、入局前から知ってはいました。実際に入局してみると、確かに忙しかったですが、今までに診たことない症例と毎日遭遇することで、多くの経験をすることが出来ました。これから先、何十年と眼科医をやっていくうえで、専門を決めるまでの期間は非常に貴重で、この時期に学んだことは一生忘れないと思います。

「究極の眼科generalist」をめざして

初期研修の時はカリキュラムどおり、内科・外科など眼科以外の科も回りましたし、当直もやりました。夜中に来た患者さんを診察し当該科と思われる科に連絡をすると「これは外科ではない、内科だ」と言われたことがあります。内科の症例なのか、外科の症例なのか判断がつかない程、未熟だったと思う反面、どっちでもいいから取り敢えず診てくれという思いもしました。

眼科に関しては、内科も外科もありません。眼に関する疾患はすべて診なければなりません。ですから、例え専門医をとって専門を決めたとしても、専門外のものも診なければなりません。

日本初の「アイセンター」は各分野に specialist を揃え、ここですべてを吸収した人は『 究極の眼科generalist 』になれると思います。僕はそこをめざして日々頑張っていきたいと思います。

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